研ぎ出し
このページでは、模型の最終的な仕上がりを左右するともいえる技術である研ぎ出しについて説明したいと思います。
研ぎ出しは主にカーモデルに使われるテクニックで本来はデカールと塗装面との段差をなくすためのテクニックですが、これを行うことで塗装面に深いツヤが出るようになります。。
具体的には厚く吹いたクリアーの層を耐水ペーパーで慣らし、コンパウンドをかけるだけです。下にそのやり方を説明したいと思います。
まずボディーを用意します。別に塗装していなくてもいいです。で、エアブラシか缶スプレーなりでクリアーを吹くのですが、このとき相当厚く吹きます(といっても1回で厚くぬりすぎないようにしてください。タレます。)デカールなどを貼っている場合はアクリルを使うか、ラッカーを使うのであれば最初の数回はデカールを保護するように遠くから粒を乗せるように吹くなど工夫が必要です。
クリアーを吹き終えたら完全に乾くまで待ちます(おそらく絶対に大丈夫と呼べるまでには5日くらいかかると思います。)。見た目乾いていても完全に乾いていなければ力を入れて磨くと指紋が付いたりします。完全に乾いたら今度は1500番くらいの耐水ペーパーで水研ぎします。最初はミカンの表面のようにポツポツと削れると思いますがそのうち平らになってくるかと思います。1500番は適当なところで終え2000番程度まで一応かけておきます。塗料が薄かったり削りすぎたりしているとプラスチックの地が出て塗装し直しとかになってしまうので注意してください。なれてくれば1000番とか1200番から始める方が効率が良いです。全面が平らになったときにはボディーはかなり白っぽくなってると思います。
ここまで出来たら後はコンパウンドで磨くだけです。ピカールなり田宮コンパウンドなりMr.コンパウンドなりで磨いてやってください。最初のうちからあまり力を入れると研ぎ傷が付くので注意して行います。1,2時間も磨けば相当表面はツヤツヤになってくると思います。布などで磨きにくいところは綿棒が便利です。あと毛羽があるものは避けてください。
もうこれで十分というツヤが出たらワックスを掛けます。田宮ワックスなどの乳液タイプが向いていると思います。スプレータイプはどちらかというと飛行機系に向いているようです。
これだけやればツヤも深くでてかなり良い感じになると思います。研ぎ出しの効果として走らせても多少のことでは塗料がはげてしまわないというのもあるので塗装がはがれるのがいやだという人も是非試してみてください。